ぼくをかたちづくるもの。

秋と冬の境目。
足元に並ぶ落ち葉がある。色めいた景色がそこかしこにあって「もうすぐ冬がやってくる」と感じた。
それは身体で感じる風の冷たさよりもリアルだった。
去年は何を感じていたのか、正直もう覚えていない。


私は表現者ではない。
ただふつーに毎日を過ごし
ふつーによろこび
ふつーにおちこみ
ふつーにふつーに過ごしているただの人だ。
それ以上でもそれ以下でもない。


自分に特別な能力があるなんて微塵も思っていないし
やることなすことだいぶクズだ。
それでもぼくはぼくだと思う。


何をしていようと、何があろうと
それを最終的に認めてしまえばぼくはぼく。
やらなければいけないことから目を背けているのもぼく。
時折真面目に語りだすのもぼく。
消えたくて仕方ないと結局片隅には思ってしまうのもぼく。
メガネをかけているのもぼく。
ハラダさんって表現者でしょ?と思われるのもぼく。


自分と他人のギャップをいつだってはかる。
根本がずれていなければ、それでいい。


そうやって、ぼくをかたちづくるものは
ぼくだけでなく、まわりの人たちによって成り立っている。


そういう風に、もうひとりの私が答えた。

酔っているからそのテンションでひたすら書き続けることにする。誤字脱字はご勘弁。気持ちをわかってくださいませ。

新しい会社にはいって2ヶ月が経った。はじめての転職でいろいろ思うところはあるけれど、なんとかやれている。なんとかやっているように見せている。

このブログを読んでいる方は、私がどんな経緯で前の会社を辞めて、すごくどん底の無職期間を過ごし、今の会社にいるか知っていると思う。その前提で話をする。

楽しいだけが仕事ではない。いつだって責任がつきまとうし、その責任の中で自分がどれだけ仕事ができるのかということをいつだって試されている、ということ感じる。しかも異業種。ほんと、とんだラッキー入社だったと思うけれど、求められる成果は高い。しかもその中で私ができることは下の下の下。ネガティブだからそう思うのではなく、事実としてそうなのだ。うん、本当に私仕事できないよ。

本質を捉えることも、マーケティングの知識も、ウェブの知識もない。気持ちだけがあった。その気持ちだけで自分の足を支えていて、この気持ちが息絶えたとき、私はまた死ぬのだろうと思っている。事実死ぬ。

すがるような気持ちでなのではない。ただ、圧倒的にイロイロが足りない。だからもっと覚悟をもたなければ。一秒一秒で差が現れるんだろう。ウェブの世界はとてつもなく広い。孤独。なんとか居場所をみつけなければ。

そんな最近。
異業種の転職っていうほど楽じゃない。どMじゃないと、できない世界だよ。

そして生活は続く。

梅、桃、桜、藤、紫陽花、そして向日葵。
仕事を辞めてから「綺麗だな」と心に残った花がひとつひとつ、増えていった。
はじめに見つけた梅の花はお隣さん家の庭に咲いていたもので
身辺整理をスッキリすることができたからはじめて気がつくことができたんだろうなぁって思った。
そっから、心に花を増やしていった。

紫陽花が咲いたあたりから、途端に焦りだした。
春の花から夏の花へ、季節の移ろいを身に沁みて感じたからだ。
「私は何をしているのだろう。そろそろなんとかしなくちゃ」と。
そっからは、すこし無理をした。今まで甘えていた分だけ無理をした。

そうやって、バランスをとって。
時に真面目に、時に不真面目に。
決断と覚悟をした。
いくつかのものを切り捨てなければ、いくつかのものは手に入らないから。
いろんなものをこの目で見て、触れてみたり、考えてみたりした。
一瞬一瞬を後悔しないように。ひとつひとつを賭けてみた。
そしたらなんだか、仕事が決まった。
向日葵が咲き始めた頃だった。
梅雨は終わり、夏のはじまりを告げるとともに
私の人生の春休みも終わりを告げた。

時期にして4ヶ月半。早かったのか、遅かったのかよくわからない。
でも、自分の頭で考えてわかることは
「この4ヶ月半は【必要休暇】だったのだ」ということ。
誰かと比べる必要はないし、何かに引け目を感じることもない。
自分が自分らしくある為に必要な時間だったのだ。

夜寝たら朝が訪れるように、当たり前に時間は過ぎる。
好きなマンガを読んだり、音楽を聴いたり。
ライブではしゃいでみたり、扇風機にあたりながら昼寝をしてみたり。
スーツを久しぶりに着てみたり、すっぴんで近所をうろうろしたり。
全部が必要なことだった。それを繰り返し繰り返し。
そして生活は続く、明日からは社会人編 第2章。
また新しい「当たり前」がはじまる。

理想的に語る妹、現実的に語る姉。

私には4つ年の離れた姉がいる。
正直いって仲がいい。
昔はよく愚痴の応酬をしていた。
しかし私が仕事を辞めてからは、一方的に話を聞くようになった。

朝起きると姉の姿はない。
今日もまたマンガを読んだり、転職活動に勤しんだりと
なんてことない1日を妹は過ごす。
そんな妹は、夜になると玄関の明かりをつけることが日課になった。
無言の「おかえり」という合図である。
暗がりを歩く視線の先に明かりがあるというのは
「出迎えてくれている」ことに似ていることを自らの身を持って知っているから。

今日は姉妹で出かけた。
テーブルには美味しそうなロールケーキ。
甘いものを口にして、苦いことを吐きだす。
いつもの一方的に話を聞く展開だ。
だけど今日はすこし変えた。

それはなんてことのない、些細な悩み。
だけど当人にしてみればおおきな悩み。
つまらないけれど大事な理想を掲げる妹
だがそれを極めて現実的に見極める姉。
対極にいそうで、そうでない、同列からの視点だった。

ものごとは、どうしてうまく運ぶことができないのだろう。
難しくていやになることはたくさんある。
だけど、すこしのやさしさで、気持ちがすごく楽になる瞬間がたしかにある。
なにをもって「成功」とよべるのだろう。
なにをもって「失敗」とよべるのだろう。
よくわからない。成功ってなんだろう。

地に足をつけて、一歩ずつ歩こうとしている。歩いている。
そして生活は続く。淡々と続く。
そこには本当にたくさんの感情が入り交じり、時に迷い、時に悩む。
そういう感じでいい。すべてを認め、受け容れてまた歩く。
その先に何か明かりが灯っていて「出迎えてくれていたら」いいな。
そしてまたひとり、妹は暗がりの道を進む。どこか近くに、姉はいる。

はろー。きみはいま。

はろー。きみはいま、どんな景色を見ていますか?
こちらは、駆け抜ける電車や、サマーセールの喧騒が
あってとっても、いろいろあります。

はろー。きみはいま、どんな顔をしていますか?
こちらは、口角が上がってしまったり、虚ろな瞳をしていたり
あってとっても、いろいろあります。

はろー。きみはいま、どんな音楽を聴いていますか?
こちらは、渋谷を爆音で包む大衆POPや、iPodにしまいこんだ大切な曲が
あってとっても、いろいろあります。

はろー。きみはいま、なにをしていますか?
こちらは、転職活動をしていたり、完結してるマンガを再読したり
あってとっても、いろいろあります。

いろいろあります。一喜一憂です。
そんなものです。いろいろあります。

はろー。きみはいま、元気ですか?泣いてませんか?
わたしはとっても、いろいろあります。
悲しいことは、はんぶんこしましょう。
嬉しいことは、2倍にしましょう。
独占してもいいよ。でも教えてくれたら、いいな。
どんなことを感じているのか、わかるから。
一喜一憂は、いろいろあって、たいへんなんだけど
でもいろいろあるから、その先があることがわかって
それがとっても面白く思うんだ。

ドキドキとか、ワクワクとか、キリキリとか、ガクガクとか。
そういうのは全部、必要なこと。
だからきっと、だいじょうぶだよ。
何があっても、だいじょうぶだよ。

さぁ、誰にもなれない自分になろう。

ヘルマン活動再開によせて。

こんな喜ばしいことがあっていいのでしょうか。

Hermann H. &The Pacemakersの活動再開っていう。

彼らは2/6に一夜限りの復活ライブをしてて(その時のレポはここ)、6/30にustでまとめて放送してくれて、最後にお知らせっていう形で梅田クアトロのライブ告知とともに何故かひっそり活動再開という事実が展開されていたのだが、間違いなくこの上半期で一番のニュースですよね。もうね、ぶっちぎり。私が会社辞めたとかもう遠く彼方ですよ。重要性が半端ないんですよ。このまま2012年突っ走るかもしれない大事。大切。

私自身は解散前にヘルマンのライブに行った事がなくて。そもそもライブという空間に縁がない高校生活を過ごしていたから、この2/6に見た光景がすごく嬉しかったんですよね。音楽が大好きになるきっかけの、憧れのアーティスト。ust見てても思ったけれど、熱量が半端なかったね。ボーカルの岡本さんがおっしゃっていた

「ロックがつまんないから帰ってきちゃったよ!」
っていうのは本当名言。世界にヘルマンの音楽は必要!
でもそういうのって今までの「つまんない」があるから思いきり楽しめるんですよね。
だからヘルマンの音楽でもっとロックを面白くして欲しいなぁって切実に思う。
ヘルマンならその力が絶対あるって思うので余計に。
でなかったら解散しても忘れずに聴き続けたりなんかしないよね。
初期の6人でなくて3人というのはすこしさみしい気もするけれど、それでもこの世にHermann H.&The Pacemakersという存在がいてくれることが本当に嬉しい。
時を越えて、童心にもどる。あぁ、ヘルマンが大好きだ!活動再開、本当におめでとう!!

気づいたら Twitter1,000日 過ぎていた。(無駄に五七五調)

まぁこういうことです。

えーと、たしか、5/30でTwitterはじめて1,000日になりました。
(もはや曖昧)
本来ならば、その日にこういうのは更新するのがいいんですが
気が乗らない時ほどうんこみたいな文章になるのが目に見えてわかっているので
気力が湧くのを待っておりました。
今改めて見ると、私のiPhoneの電池が残り11%っていう、
なんともどーでもいいところばかりが目立つんですけど。

mixiとかもまぁやってますけれど、Twilogっていうサービスがあったから
1,000日経ったぞー!っていうのが分かったわけで、節目っていうのはなんだか嬉しかったりもします。
仕事辞めてからpostする量が増えたけれど(だってヒマなんだもん)
それに付き合ってくれるフォロワーさんもいるし。
どうせなら1,000フォロワー目指したいです。

まぁ、これからも流れるままブログも続けるでしょうし
Twitterもやっていきます。
Facebookもやっていくだろうし
G+は完全に使う機会失っています。

6月にもなったし、今日は月食だったし、まぁ毎日いろいろあるよね。
そんな毎日に、付き合ってくれてどうもありがとう。
無職になってからはアホのようにマンガを読んでいるけれど
これからもどうぞよろしく。
あ、今日はバクマン。最新巻発売日だよー +:。ヾ(o・ω・)ノ゜.+

バクマン。 19 (ジャンプコミックス)

バクマン。 19 (ジャンプコミックス)

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今日はすごくゆるいけれど、たまにはこんな日もあっていいよね。
以上です。それではまた。