いろいろのうちのひとつ

書く時間はなくても思う時間はたくさんあるもので、今日は少しだけ発散。



●昔「寂しかった」こと。


あれはもう2年半くらい前?まぁ当時お付き合いをしていた先輩がいたんですけど、その人は「さびしい」を「寂しい」と表記していたんだけど、あたしは「さびしい」を「淋しい」て表記していたのです。


別にどうでもいいことかもしれないけれど、でもあたしはつられて「寂しく」なってしまった。当時はまぁあの人のことは好きだったものですから。そういうどうしようもない些細なことから一緒になりたかったんでしょうね。


つい最近、この先輩について話す機会があったもので、そういったつられて「寂しく」なってしまった感情を思い出しながらも、あれはあれで悪くはなかったなぁと今になって正直にそう思う。


恐らく遊びで付き合ったんじゃないのであろう事実。
幼さ故の暴挙。
4限おわりの寄り道。
髪の毛が少しだけハイライトの帰り道。


あの水色の家は今は全く知らない人が住んでいる。
あぁなんだか全てが懐かしい。


今と比べて当時はもっと世間知らずだった。
でも先輩はあたしからしたらキラキラに光ってた。
多分今もなんだかんだ光っているんだと思う、彼はそういう人だと思うから。




という哀愁に浸りながらも、今目の前に広がる幸せを確めたりもする。
「さびしい」と表現できることは、指折り数えるくらいしか存在しないのはわかっているから。