WORLD IS MINE
ある日の、タワーレコード横浜店。いつものように視聴コーナーでLUNKHEADの新曲を聴いた。黄色いジャケットが眩しい、「カナリアボックス」という曲だった。
- アーティスト: ランクヘッド,小高芳太朗
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
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キラキラだった。今までの彼らにはない、新しい爽快感があって、何かか吹っ切れたように「あなたに会えてよかった」と歌っていた。本当に気持ちいい歌声で、本当に心地いい音楽で、店頭で思わず泣いてしまった。視聴で泣くなんて後にも先にもないだろう。そのくらい、この曲には思い入れがあって、わたしの中でLUNKHEADという存在が「絶対」になった瞬間だった。
今日は、そんなLUNKHEADのドラム、石川龍さんの最後のライブ『WORLD IS MINE』だった。場所は下北沢GARAGE、開演時間19:30。勿論仕事だ。行けない。でも、LUNKHEADはUstreamを残してくれた。だから、さっさと仕事引き上げて見たよ!音なし映像だけだったけど、ちゃんと会場の空気、伝わった。「カナリアボックス」で、泣いた。今まで溜めに溜めてた気持ちがぐわぁっと溢れてしまって、涙がこぼれてしまったのだ。Ustだけでも、観ることができてよかった。気持ちがいくらか救われた。ありがとうが、足りないくらい、画面で観ててもいいライブだったと思う。
LUNKHEADがいて、本当によかった。私が悲しいときは、励ましてくれた。前に進む勇気を与えてくれた。景色の美しさや、今ある生命の尊さを教えてくれた。毎日のいろんなところにLUNKHEADが潜んでいて、毎日のふとしたところにLUNKHEADが構えていた。LUNKHEADは、私にとって「人生」なのだ。それは、今日という日を境にLUNKHEADは4人から3人になってしまうけど、変わらないんだ、毎日は。
あなたに会えてよかった 泣いて笑えてよかった
あなたに会えた僕らの 泣いて笑ったその息が
重なり合って声になり 絡まりあって歌になる
あなたに会えた僕らは 歌が歌えるよ
また明日からがんばろう。
足りない「ありがとう」を生み出せる毎日をつくっていこう。