初心、いつまでも忘れるべからず。

6月4日、有休をとって大学へ遊びに。ちょっとゼミまで遊びにいった。

社会人の私には、平日の日中という時間が大変大変貴重だったので、ゼミのある4限まではすんげーすんげー色々回った。渋谷のタワレコフジファブリックの新譜の予約、神保町の見本帳本店で紙の選別、新宿の伊勢丹でゼミ生へのお土産買って、小田急ロマンスカーで大学へ。なんて優雅!!超楽しんでおる!!!!

でも、ゼミは本当に真面目。現ゼミ生とは直接的なかかわりはない。でも、やるからには徹底的にいかないと、と思い、Twitterではtsudaり、合間に資料に色々書き込んだり、ゼミ生の議論に耳を傾けたりと、1人で三役をこなすワシ。つらかった、けど、これが社会人の自分に課せられた使命なのかと思うと!!一歩一歩進んでいるんだなぁ、と思った。

私の原点は、いつだってあの研究室だ。考える中核がそこにはある。現在進行形で考える彼らを目の前にして、私も何かきっかけを与えたくて、すごく丁寧に扱った。お土産はサダハルアオキのチョコレート、tsudaにも随所に自分の意見と先生の意見とゼミ生の意見を盛り込んで、自分の意見は何よりハッキリ、ばっさり。それが何より相手のためになる。それでもまだ足りなくて、ゼミが終わった後も他の班の発表資料を片手に赤ペン先生;誰にでも平等に私がいた欠片を感じ取って欲しかった。彼らは「私」という存在で何を感じただろう?キモチは伝わったかな?

夜は、ゼミ飲みにも参加させていただいた。たまたま遊びに行った日が飲みの日だっただけだったんだけど、これがまたもう楽しくおかしく真面目に飲んだ、2次会まで。当たり前なんだけど、彼らは「学生」なんです。境界線があるわけではないけれど、3年前の自分がいるような錯覚があって、楽しかった。見ず知らずの自分と仲良くしてもらえることが嬉しかった。しかも、同じ研究室の後輩というだけで、より嬉しく、よりすさまじくなる。

恩師とは、人目もはばからず近況の話と将来の話をした。パーソナルメディアを確立するために「何が何でもお前のためについてきてくれる人を5人探しなさい」って言われた。約束は7年後。この期間が、本気を物語っている。

思えば。四半世紀も生きてない自分に「なりたい姿」が見えてること自体が幸福なことである。それを応援してくれる人がいることだって幸福だ。それをこうした場所で書ける幸せ。幸せの連続で成り立っている。変わったなぁ、自分。

諦めること。そこから全ては始まっている。諦めることができたから、誰にも染まることのない、縋ることのない自分を求めることができている昨今。それをずーっと続けること。辛くても楽しい、私だけの道。初心、いつまでも忘れるべからず。