みんなの「優しい音楽」を。

ひとつの小さい、ソーシャルの話。でも、とても大きい、個人的なお話。

３年付き合った、いわゆる彼氏という人と別れた。しかも、嫌いじゃなかったんだけど、別れた。苦しい決断だったが、ひとつ決めたことは曲げることができなくて、耐えるというか、待つことができなかった。まぁ、泣きますよ。ぐずぐずです。

その帰り道はもうぽっかりで。すきま風が私を襲うのです。ひとつ導き出した答えが「正しい」のかどうかもわからず、でも導き出さずにそのままでいたら「正しくなかった」ことはわかるので、悩む。考える。すきま風。泣く（ぐずぐず）。うんと音楽が聞きたくて。今の自分じゃ思いつかないような「優しい音楽」が聞きたくて。だから。

@uyokyokusetu: 優しい音楽が聴きたいな。誰かオススメがあれば教えて欲しいです。

という、Twitterでひとつのつぶやき。それだけで、フォロワーの皆さんは「何か」を感じ取ったんでしょうか。個人の予想をはるかに超えるお返事をいただいた。みんな何もしらないのに、みんな何かしてくれる。それがちょっと、嬉しくて、さらに泣く（ぐずぐずがさらにぐずぐず）。嬉しくて、何かをお礼したくてみんなが教えたくれた「優しい音楽」をひとつにまとめることにした。これは私にとっての『集合知』。私にしかできないことだから、まとめたいと思いました。

教えてくれた人は20名。重複してるのもありますが、これがすべて。

クラムボン、ROSSO「シャロン」、ent、山田稔明「home sweet home」、シュリスペイロフ、三宅伸治 with friends「たたえる歌」、大橋トリオ、Mr.children「優しい歌」、中村一義、Poralis「深呼吸」、山崎まさよし「コイン」、斉藤和義「大丈夫」「アゲハ」、曽我部恵一バンド「青春狂騒曲」「キラキラ」、bonobos「Standing There」、元ちとせ「あなたがここにいてほしい」、サカナクション「壁」「目が明く藍色」 、halnote「白と硯」、ash feat. kaori mochida「wipe your eyes」、星野源、DVD「深夜食堂」、aCae、IKEBANA、ピロウズ「Suicide diving」、ハナレグミ、森山直太朗、ファンキーモンキーベイビーズ「告白」「あとひとつ」、熊木杏里「誕生日」、Every Little Thing「きみのて」、川端芽久美、D.W.ニコルズ、ハナレグミ、クラムボン「Folklore」、Jeff Buckley「Hallelujah」、 jellyfish「glutton of sympathy」

インディーズのバンドや洋楽、果てにはDVDまで教えてもらったり。そんな、教えてもらったら、聴くしかないじゃない！というわけで少しずつ少しずつ、聴いていきます。本当にありがとうございました、皆様！

最後に。私が皆さんに教えてもらった「優しい音楽」から導いた私の音楽。

ライブ盤ですが、よろしければ。