軸変わんなくて芯伸びて。

備忘録程度にざざざっとまとめ。

11月13日 印刷のいろは展@金羊社
活版印刷をはじめとした印刷・加工に関する体験型展示会。Twitter経由で情報を知り、フォロワーさんに誘われて、フォロワーさんと会って、活版・シルク・箔押し・空押しなど様々な仕様のいろはかるたを作成及び勉強。他にも「デザインのひきだし」の津田さんのデスクや、竹尾のペーパーブースなど、個人的に興奮しっぱなしだった;

箔押し体験できたのすごく大きい。熱圧着でやるなんてことはわかってても実工程はみたことなかったし、活版の機械だって、あんなに間近でドイツ製と日本製をお目にかかれるとは思わなかったし。竹尾ブースではファンシーペーパー激安で売ってるもんだからめちゃくちゃ紙買っちゃったり。はぁはぁしていた。改めて「印刷」っていうものと「加工」が好きで、さらにいうと用紙にインキ・加工がのった「表現物」っていうものが大好きなのね、って思った。

またお会いしたフォロワーさんの経歴もすごくて恐縮しっぱなし。いろいろな方を紹介してしていただいたり、印刷に関するあれやこれやを教えていただいたり。まだまだヒヨっ子の私とお会いする機会を頂戴して、ありがとうございました。

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ここからは独り言。このことを受けてより強く思ったこと。

私はまだまだ、印刷のことわかってない。印刷に対して真摯であっても、深度がまだまだ足りない。だからもっともっと勉強しなきゃいけない。勉強していきたい。今回わかったのは「表現物」として発信する印刷物がたまらなく好きだということ。印刷の地位って、多くの人が接する機会が多いのに対して、相対的に見て低くみられている(と私は予想している)。そのプライオリティを少しでも高めたいんだろう。だからいろいろ悩んでたりもするんだろうって、うすうす思ってる。

そう思うと、どんどん欲が湧いてくる。パーソナルメディアを目指すのであれば、ソーシャルの世界を利用して。自らの手でZINEというメディアに加担しようと思ってしまうし、いつまでも学ぶ姿勢を忘れたくはないから、3ヶ月に1回入れ替わる印刷博物館の企画展を見に行こうと思ってしまう。全部続けなきゃ意味ないんだけど。自分にできる最大限のことをしたいと思うのです。私、印刷の面白さって、使う紙とインキと(あわよくば)加工で、その表情がころころ変わることだと思ってて。手にしたときの「わくわく」感、ココロが動く瞬間が絶対にあるから、そのすごさを少しでも広められればなぁと、夢想するのです。で、それを自分のコトバで伝えたい。

学んだことを、自分のコトバで伝える。
できるだけ、わかりやすく伝える。
そうして「気づき」を与えたい。

このひとつ前のblogで紹介した「理論派の彼」は、私のことを「軸変わんなくて芯伸びてる友達」と言ってくれた。でもまだまだ足りませんよ。まだ自分にはのびしろがあるって思っているから、がんばりたいよ。

あ!最後にひとつだけ。
今回から、ワタクシは本名で活動していきます。今までは「ハラヒロ」と別場所では「追い風」名義でほそぼそとしていましたが、表立ちそうな場所では本名の「ハラダヒロコ」名義でやっていきます。(それでもカタカナですけど;)虚構の存在が現実になったら、必要なのはハンドルネームじゃなくて本名でした。本名をさらすことによって、漸く「はじまる」気がします。ひとまずご挨拶にて。よろしくお願いいたします。

ハラダヒロコ