誰かに会いにゆこう。

もうすぐ12月です。世に言う「師走」。世に言う「年末」。さっきも年末調整の書類を書いていた私は、そんなトコから年の瀬を感じます。また、帰り道に見える、丘の上に建っている家はクリスマスのイルミネーションが遠目から見てもキレイなのがわかって、ちょっと気持ちがほっこりします。今年もそんな、季節です。

11月は「色んな人に会いにゆこう月間」と定めておりました。万年お悩み中の私は、人に会うこと、喋ること、見ること、触れること、色んなことをして、見つめなおす時間を作るというか、自分に向き合おうと思ったわけでありまして。ちゃんと時間を作って会った人はかれこれ20人くらいになったかと。いやぁ、動きましたね。

だからといって、解決したかといえばそうではなくw(←ダメだね)。でも、色んな人に会って、面白かった。

ひとつめ。会う人によって、見せる「面」が変わっている、それは無意識的に。真面目なときもあれば、おちゃらけているときもある。どの自分も、素直な自分。多面的であることがわかる。それが普通。それが自然だということ。

ふたつめ。色んな人がいる。人によって、過ごす人生が異なっている。少しの時間でも一緒にいてお話をすると、その人の「毎日」がちょっと見える。当たり前だけど、それは自分とはちがくって。少しのシンクロニズムがあるから会っているのに、やっぱり私とあなたは違うのです。

シンクロニズム。それこそ「会う」ことの原動力。もっと知りたくて、もっと分かち合いたくて、会う。でも、私とあなたは違う。同じようなことをしていても、それぞれがそれぞれ、違う毎日を過ごしている。それが普通。それが自然。一元的だったものは、多元的に。多元的なものを知ることによって、一元的なものに還ってゆく。そんなことを、この一ヶ月の間、学びました。

はじめて会った人も、久しぶりに会った人も、そんなに間が開いていない人も、会えなかった人も、これから会う人も。ありがとうございました。感謝の気持ちを、此処に。