ひとり旅、考察。

旅をしてきた。GWにプラス有休の3泊4日のひとり旅。京都へ行き、滋賀へ行き、大阪へ行き。ひたすらひとり、ときどきふたり、まれにさんにん。

そこに溢れる「日常」と、私の旅の「非日常」。知らないことがたくさんあって、でも知ってる知識を使って新しい「個」ができる。ニオイや感覚や景色、触れるたびに反応があって、それをひたすら繰り返していた。

例えば私。

こんなに電車が好きだったんですね/関西ローカル好きですね/本屋さんに本当行きますね/仕事の一環とか行って、百貨店行きすぎ/食事は意外とどうでもいい、それよりも、何かしらの場所に行きたい/カフェに対するアコガレと、背伸び/私がわかる「世間」はまだまだ狭い/観光圏と生活圏の違い/「おぼこい笑顔」って言われた。

「ひとり」になると、決めるのはとことんひとりだ。それが当たり前のことになる。行きたいところなんていうのは興味があるところ、惹かれるところで。現在のコミュニティを物理的にひっぺがして、自分という「個」が剥き出しになる。そんな感覚があった。「自分ってこういう人間だったんだね」というのを再認識する旅になった。

逆にいうと、普段の生活はいろんなことによって隠されて「自分」が見えなくなってしまっているのではないか。剥き出しになったから初めてわかった。一度はしてみるものだな、ひとり旅。何が好きで、何が気になって、結局どうしたいのか決める旅。ありがとうございました。