仕事してればすべてが丁稚。

ことの経緯は話せないのだが「それは丁稚になってしまうよ？」みたいな感じに先日、とある人から言われたことがある。その言葉がここ数日胸に引っかかっているので、書きなぐっておきたいなぁと思う。

社会人である以上、すべての仕事っていうのはお客さまに対する「丁稚」行為ではないのだろうか、ということだ。

私は10月中旬から体調がおかしくなった（奇しくも今日でちょうど一ヶ月）。目に見える形で身体と心のバランスがとれなくなってしまった私は仕事量が減った。それまでほいほい行っていた外回りだってしなくなったし、基本内勤に務め、残業は極力しないことにした（それでもやらなければいけないことはあるので残業はすこしはするけど）。

で、わかることがある。「お客さまの前では丁稚になって当たり前」ということだ。そこに私の体調とか、極論を言ってしまえば関係ないのである。勿論、体調って大事なんだけどさ、相手が求めていることをこなすことって当たり前じゃないですか。それが社会人っていうかヒトそのものじゃないですか。私は正直、相手が求めていることのさらに上を求めたい人なんだけどね；

見積もりをした。なんてことない見積もりだ。やりたいことは決まっている。でも私は大抵パターン見積もりで出す。勝手によりよい印刷物、製品を営業という観点から探してしまうのだ。これはもう癖である。体調ぶっこわしてるのに、それを厭わずやってるから。むしろよりよい製品づくりのための残業だったら、とやかく言わない。そうしたかっただけのことなのだから。

私を求める人がいるということは、とてもシアワセなことだと思う。その人のために、一生懸命になれる。自分の力を奮うことができる。その奮うときに【最大限】でいたいのだ。それがどんな仕事であれ、「私という人間」を求めたことに意義がある。すべての物事は経験という財産につながるのだから調子が悪くても、悔いが残らないようにしたい。むしろする。

そんなちょっとした、意志確認。だからいろいろ受注したいです。どうぞよろしくお願いします。（なんて事務的な終わり方；）