不本意が、だんだん「本意」になっていく。

困ったものです。本人の意志とは関係のないところで、大人の思惑というのは蠢いていているものです。私は頑なに拒否をしていたのだけれども、ついにそうせざるを得ないことがありました。

病院に行ったときも必ず「会社を休むようなことはしたくないんです!」と言っていたんです。いろんなことに迷惑をかけたくなかった。自分がまだまだがんばれば、どうにか済む問題だと思っていた。けれど、それも、ついに限界に到達してしまいました。

自分の意志ひとつじゃ、どうにもならないことがあります。その意志を達成するためには体力と気力が何よりも必要なことを思い知らされました。「意志」と「気力」って違うなぁって思いました。何よりも継続するチカラが、遂に尽きてしまったよ、私。

お客さまのこと、相手のことを第一に考えていたかったけど、それよりも醜い自分が勝ってしまいました。あぁ、私、こんな風にはなりたくなかったなぁ。ということで、お休みします、会社。迷惑かけたくないから、やすむことを、決めました。私の意志は「休みたくない」ではなく「迷惑かけたくない」になってしまいました。

最後に、本音を言ってしまうと
もっと、もっと、仕事を通じてわくわくしたかった。させたかった。
でもそれが出来なくて、悔しい。哀しい。