できた!写真集【四半世紀少女】

最近、昼前に私は起床するんですが、起きたら、玄関にどーーーんと届いておりました、段ボール3箱。写真集の、納品です。

初公開ですよね、写真集。表紙からこだわりました。表紙は、私がずっと使ってみたかった「ファーストヴィンテージ」っていう紙を使いました。この紙が持つ風合いがとても好きで、特にこのスカーレットっていう赤い色が、どんぴしゃだったんです。私が普段使っている赤メガネに。もちろん、全く同じ色なわけではないです。ただ、この紙に活版印刷っていう凸版に文字を刻み付けることに、とても意味があるように感じました。

中身はさすがにお見せしませんけど、1ページ、1ページ、噛みしめて読みました。勿論写真のページも。普段、印刷物の仕事ってやり慣れているけれど(ただいま休業中だけど)、すごい製品ができたなぁって思います。共同企画で作ったものだけど、正直、個人のレベルを超えています。zineとかリトルプレスを超えた「製品」だって思います。写真は加工してしまったのでアレですけど、写真展に遊びにくる方はぜひ一度手に取って感触を味わって欲しいですし、遊びにいけない方は写真展が終わった後にネット直販するのでお求めいただきたいです。(価格はまたアナウンスします。けして高くないんで!)

写真集は、はじめに私のコメントが1ページあって、写真が始まって、芳田のコメントが1ページあって、共通の友人のコメントが1ページあって、最後に奥付で締めます。写真の最後は、笑顔の写真で終わります。自分でいうのも何ですが、とてもいい笑顔だなぁって、思ってしまいました。こういう風に、笑うんだなぁって思いました。

これは、何回でも言うんですけど、私は自分のことがやっぱり嫌いです。何回も好きになろうと思っても、どうしても劣等感は拭えなくて、とてもじゃないけど自信なんてつくもんじゃありません。それを何回も何回も何回も何回も繰り返して、現在を迎えているような気がします。今だって劣等感の最中です。終わりは正直見えません。

そんなんでも、すごいやつ、できました。
よかった。