さぁ、新しい四半世紀をはじめよう。

展示をはじめるまでは、もう終わったらそれでいいやって思っていました。だってずっとココロの中に留めていた【四半世紀少女】を遂行することができたのだから、もうそれで、いいじゃんって。「生」そのものに対する執着が薄れていく感覚がありました。

事実、体調を崩してからは、川に身を投じようとしたり、処方されている薬の3倍の量を飲んでみたり、ドアノブにタオルを巻いてみようとか想像してみたり、このまま眠って眠って存在そのものがいなくなってしまったらいいのにとかいういわゆる「希死念慮」が強まってしまいました。まぁ、隠してしまえばいいことなんですけど、そういうわけにもいかない性分なんですよ、私。

だって、それが私なんですよ。暗いんです。暗いを通り越すくらいの暗さを持っているんです。でも、写真展にご来場いただいた方には終始笑顔でした。それは自然の笑顔です。たくさんおしゃべりしました。すんごくすんごく笑いました。みんながソレを引き出すのです。その度にTweet等で垣間見る私のことを心配されて「元気そうで安心した」っていうんです。「これからが楽しみ」だとも。

私思ってたんですよ。コレ終わったらもうどうなってもいいって。消えていいじゃん。いなくなっていいじゃん。死んじゃったっていいじゃん。本当に思ってたんです。でも、今日、誕生日で、色んな人からお祝いのメッセージをいただいて、なんか嬉しくて。「これから」のことしかないんです、そこには。私の暗い性格なんてお構いなしに言葉越しに笑顔を投げかけているのです。じゃあ、次の四半世紀を始めるしかないじゃないですか。【四半世紀少女】は私が26歳になると同時に終わったのだから、新しい四半世紀を始めるしか、ないって、思いました。

残念ながら、希死念慮が完全に消え去るなんて、そうそうないと思います。よくて「忘れる」というところまでです。でも、ソレをちゃんと受け容れて、また進んでいくのも悪くはないなぁと思います。だって人生は紆余曲折なのだから。

私は今日、大好きなアーティスト、LUNKHEADの新曲「果てしなく白に近づきたい青」をフラゲしてきました。きっとLUNKHEADからの誕生日プレゼントに違いありません。そこにはまた「生きる力」が宿っていたから。

さぁ、この曲を携えて、新しい四半世紀をはじめよう。
ということで、すこぉしずつですが、ゆっくり、ゆっくり、進もうと思うので、見守っていただければと思います。よろしくどうぞ。