四半世紀少女のその後。

今日で1月も終わりですね。ということは、写真展【四半世紀少女】を行って今日でちょうど一ヶ月です。あっという間ですね、時間って。今日はそんなタイミングなのでここ一ヶ月のことをいろいろお話できればなぁって思います。お付き合いいただければ幸いです。

まず1/3付で26歳になりました。この時点において物理的な「四半世紀少女」は終わってしまったのですが、なんだか自分が26歳なんだという実感があまりありません。自我は当然あるのだけれども、たまたま年齢が「26」ってだけで、だから何?て感じです。だからこそ「25歳」という年齢にこだわった「四半世紀少女」という一連の流れを展開できてよかったなぁって思います。

そして、写真集【四半世紀少女】の販売を始めました(価格は2,000円)。ありがたいことに「写真集欲しい!」と言ってくださる方が少なからずいて、その人にはTwにてDや、Fbのメッセンジャーで連絡をとって、振込対応していただきました。そんなお手間をかけてくださったことがありがたくて、想いが少しでも伝わればいいなぁと思い、ひとりひとりに手書きのメッセージを添えさせていただきました。

でもあんまり振込対応って好きではなくて。だって金額プラス手数料がかかってしまうし、なにより無機質的になる。だから物理的に会える距離の方には直接ご飯なり、お茶などしてコンタクトをとって会って喋りました。1月はそういう会が4回あったから、病んでるわりには結構会ってる。やっぱりいろんな人に会うことは、話すことは面白いなーって思います。2月も早速1件あります。いいペース。

ひとつ、とりわけて嬉しいことがありました。とある半世紀目前少年の方からお手紙をいただいたことです。作ったものに対して、その人なりの「伝えたかったこと」があって、私はその手紙を読んで、泣きました。「ハラダは吐きながら喜ぶでしょう」と綴られた手紙に、泣きながら笑いました。そういうちょっとしたことが嬉しい毎日です。

2月からはいよいよzineやリトルプレスを売ってる書店などに卸そう計画&webで販売を行っていきます。webは「ミンネ」というサイトにひとまず登録、もっと中身を充実させねばいかんのですが(→http://minne.com/uyokyokusetu)。書店はこれから声かけます。ひとまず東京2カ所、大阪1カ所狙ってます。

とまぁ四半世紀少女についていろいろお話したけれど、最近の生活についても。12月は印刷系女子をごっそりおやすみして、1/5から職場復帰しました。はじめは毎日吐いていたりしていたのだけれど「できることをひとつずつ増やしていきましょう」と言われたので、すこしずつ、ほんとにすこしずつ気持ちを切り替えていきました。飛び交う声が怖かったから「気にしないことをできた」ことにしたり、上記の通り「いろんな人に会うことができた」り、めんどくさいチケットの購入を「できた」ことにしたりw人からしたらちっぽけなことも自分にとっては「だいじなこと」を増やしていきました。そしたら吐かなくなってた。久しぶりに吐いて「吐いてなかった」ことに気づいた。それが嬉しかった。吐くことに対して過敏になってなかったことになってた。

気づいたら、私の足下に自分が手配していた案件が増えていた。慣れてくるってそういうことだ。私はやっぱり「印刷」という技術が、仕事が好きなんだって思った。それに関わるお客さまのために、私はがんばっているんだなぁと、左手に赤ペンをつけてる様を見て、ココロからそう思えた。自分の立ち位置というか、ポジションを改めて考えてみた。いろんな壁をみても、隙間を縫って活路を見出そうとした。そしたら「私だけができる」ことがわかった。そうやって、自分自身に整理をしていった。

いろんなことに「気づき」たい。いつまでもどこまでも、失敗も含めて探求できる好奇心を持とう。そしたら目の前の世界はきっと変わるはず。モノクロな世界に色がついて、きっと鮮やかになるに違いない。モノクロになっても、単にスミ一色ではなくてダブルトーンになりたいもの。そしたら味があってシブくなる。カラーだって65線と175線じゃ全然違う。芯さえブレなければ、いろんな自分がいていいんだと思えるようになった、一ヶ月でした。

ちなみに私は今日、鳥に黒いうんこつけられました。頭の上に。まじの話っす。でもこんな感じだったと思います。写真展で実際に展示したパネルから。

まぁそんな一日があってもいーじゃない!
ご愛読ありがとうございました!!