1月新春特別企画!M-1グランプリを大いに語ろう。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!!いやぁもう丸4日過ぎていますね・・・。そういう私は

1日→バイト(10−20)の後、親戚の集まり
2日→バイト(10−17)の後、家族でショッピング
3日→お誕生日の為、おでかけ♪♪
4日→地元の友達とトーク×2本!


っていう日々を過ごしておりました。話すべきことはたっくさんありますが、今日は去年から引きずっているこのネタを少々。それは


M-1グランプリ2007を大いに語ろう!

なのですよ、みなさん。そうです、ご存知の方も多いですが中学の頃からお笑いオタクだった私には「芸」は必要不可欠な養分なのです。何年前からか、真面目にM-1を語ることはなかったのですが、まぁやっぱり自分なりの意見を持っている人の文章はおもしろいよね、っていうことで書くことにしました。絞って書いちゃうけどね。


■審査員について。
■決勝8組&敗者復活
■最終決戦
■その後


ま、こんな感じで。まず最初は



■審査員について。です。

今年からなんと上沼恵美子氏が審査員に!初の女性審査員に地味に興奮したんです、私は。だって恵美子のおしゃべりクッキングだよ!?M-1っていうのは東西バランスよく審査員を割り振っている感がでているので賞レースとはいえTV SHOWなので、今現在活躍されているこの方を審査員に起用したのは「すげぇ」と思ったのです。ちなみに今回の審査員は中田カウス大竹まことオール巨人ラサール石井上沼恵美子松本人志島田紳助の計7名でした。渡辺正行氏もおもしろいと思うけど、そうしたらラサール石井がぁ・・・ってことになっちゃうんだろうね;

■決勝8組&敗者復活

正直、笑い飯POISON GIRL BANDザブングル、千鳥の4組までは自分の中でパッとしなくて。「小粒」だなぁって思ったんだよね。なんつーか普通の漫才を見ている感覚で、そんな普通の漫才ならCSでいいじゃないか、とも思ったんだけどね。決勝で笑いの地盤がゆるくなっているとはいえ、それぞれが自分達の「芸風」というものを出し切れていない感が満載だった。それが惜しいよね、折角審査員の著名人に売り込むアピールなのに。笑い飯のWボケやポイズンのシュールなゆるさ、ザブングルは顔芸があまりにもぶつ切りだったけど、千鳥の岡山弁満載のしゃべりは個性としては大事。その個性を4分にしてまとめる過程が疎かだったのではないか、と思った。


殻を破ったのはトータルテンボス。あたしの中でトータルテンボスは「現代的正統漫才」っていう感じがする(正確になんていうのか知らないけど)。最初のただのボケが伏線となって畳み掛けるラストの展開(オートロックや中華風の部屋)はまさに秀逸。『漫才っていうのはこういうことなんだよ!!』って1人テレビ画面を眺めてそう思う。


キングコングは実に○年ぶりの漫才でね…梶原さんの「しゃかりきがんばろ!!」は忘れてたね、正直。それだけキングコングっていう人たちはTVの人になってたんだなって思った。キングコングが評価されたのは「テンポのよさとはじけっぷり」。前見たときはテンポばっかり速くて客がついていけない感じだったのに、うまく巻き込んでいったのはいいねボケのひとつひとつにパンチが弱いのは弱点だと思ったけど。


ハリセンボンとダイアン。ハリセンボンは上記の通り、普通の漫才。合コンのコントしか見たことなかったんだけど、あの間の中に、もっと意味を持たせることができ、且つそれぞれの持ち味を出せたらいいと思った。ダイアンはねぇ、もうちょいいけたと思ってた。最終決戦に残ると地味に予想してたから、あのネタは物足りないって思った
な。


敗者復活のサンドウィッチマン。ついにサンドウィッチマンにスポットライトを浴びる日が!!って思ってわくわくしました。個人的にちょっと古いネタを使われるのが好きなので要所要所で笑う。なんつーか飄々とした風貌でぼけるもんだからさ、それに対して普通につっこむもんだからさ、漫才っていうより距離の近い感じで楽しめたね。


■最終決戦

てーことで最終決戦はトータルテンボスキングコングサンドウィッチマンの3組ですよ。個人的にはね、トータルテンボスのエンドレスに漫才が続くあの終わり方が「すごい!」って思ったのでトータルテンボスの優勝を期待してしまいました。が、まさかの敗者復活サンドウィッチマンで。でも、サンドウィッチマンも面白かったからいいんだけど。キングコングは粗さが目立ったように感じたなぁ。


■その後

M-1終了後、ウェブの反響を目の当たりにし、なんか漫才もメジャーになったんだなぁって思った。最終決戦に残った3組のブログを読んでみて、それぞれの想いをかみ締めたらキングコング西野さんの考えがちょっと好きになる。


「漫才」っていうのは哲学なんだなってしみじみ思う。自分の思う「おもしろい」を構想し、作り上げ、作品として披露する。その作品には笑いに対する自分なりのエッセンスが組み込まれ、受け手と調和し、世界に広がる。それは日進月歩の世界の哲学となんら変わりはないもの。だから自分は、お笑いこよなく愛するのだ、と今回のM-1から学んだ。


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結局最後は巻きでまとめたのに1時間以上時間使った;ということで久しぶりの夜更かしでした。おやすみなさい!