雲の間に間に

会社っていうのは当たり前だけど『組織』なんだな、と感じた日、思った日。

あたしの会社は同期があと2人いる少ない会社なんだけど、その1人がお取り引きのある品川の会社に出向することになった。4月からなので、あと2ヶ月半。


少ない脳みそで分析する、何故そういう結果になるのかと。話し出すとキリがない。ただ彼女の『なんか色々考えちゃうよね』という一言が魚の小骨のように、胸に引っかかった。私も色々考えてしまう。


夢を見てはいけないんだ、これが現実。彼女は選ばれ、私はある種選ばれた。優劣ではかれない業務の内容はありけりだけど、私も彼女も『会社』の一員であり、駒なんだと思った日、感じた日。

冷えた風、雲の間に間に明るいお月さま。『其処』にいなくちゃ、いけないんだね。頼もしく、淋しい。