セルフライナーノーツ2010

久しぶりの書きなぐりたい衝動がゆんゆんと。

昨日CDアルバムをいっぱいitunesにぶっこんで、今日は色んな音楽を聴いた。その中でもサカナクションがひときわ異彩で、こんな風になりないなぁっておこがましくも、思った。勿論音楽としてそうなりたいというわけではなく、存在感とか、言葉選びのセンスとか、そういう内面的なことで。

アホかっていうツッコミ大歓迎なんですが、昔の自分を思い出した。ひときわ異彩だったよ、自分。今となっては丸くなったと思うけど、サカナクションのような攻める姿勢が自分には絶対的に足りなくて。「昔はなぁ」なんていいたくはなかったけど、昔はいろんなことに必死で、がむしゃらだったと思う。

世界を何も知らなかった。だから自分から追い求めるしかなかった。書店でアルバイトをして、オリジン弁当でかけもちして、メディア系の大学で勉強して、サークルなんてものに入ったり、恋をしたり、恋が終わったり、フリーペーパーを作ったり、したな。学ぶことがたくさんあったな。今も心に宿っているな。感謝をしている。今の自分があるのは、紛れもなくあの大学時代があったおかげだから。

社会人になって、一度私はグレーになった。安定と挑戦を天秤にかけた結果だ。だから、一度自分を殺してみることにした。それがいけなかったのかな。あの頃思い描いていたオトナに私はなっているのだろうか?自分でもわからない。答えはきっと、NOだ。だってまだ私は私のことを誇れることができないから。

もっと深いところで、文章を書き続けていたい。でもあの頃の自分に比べたら、今の自分は浅すぎて、泣けてくる。悔しいなぁ。せめて理論的になれれば、とは思うけど、本当は感性の人間でいたいの、知ってるからさ。いやな女だ、まったく。人との出会いは一期一会で、その道のりは紆余曲折だから、こんな名前でずっと書いているのに、そのありがたみに気づききれない自分が悔しい。もう24歳なんだから、昔より深いところで鳴らせよって怒りたい。「楽しむ」心が足りないのかな。いつまでたってもわかんなくて、わかんなくて、模索中だ。