何処へ行く。其処へ行く。

身体と心が許す限り駆け抜けたいと思っても、目測を誤ることがある。当たり前だ、人間だから。人間だから、身体があって、人間だから、心がある。その2つがあるから「駆け抜けたい」なんていうことを思うのだろう。特に、私の場合は。

駆け抜けたい。駆け抜けたその後に、必ず風が残る。
何処へ行くのだろう。わからない。
でも、何処かはわからない其処へ行くのだろう。
其処は、今は何処かはわからなくても、いつかきっとわかるだろう。
わからないものがすこしずつわかるように
いつかきっとわかるだろう。

駆け抜けたい。
きっと、風は残る。
追い風になればいいと、いつも思う。